Hair make Hana
宜野湾市大山の国道沿いにある「ヘアーメイク Hana 」を訪問しました。 ジョブカフェ唯一の美容室の職場体験ができる店です(H30.1月現在)
店の入り口からセンスを感じる手入れの届いた観葉植物が・・いい感じ! 店内は更に癒しの空間が広がっています。
オーナーの仲原さんは、悠々たる面持ちの方で、お話を聞いていると何だか癒され気分に・・・
店内は木の香りと、センスの良い手づくり家具、観葉植物の配置がお洒落で、まるでカフェにいる気分です。
お店をきりもりしている仲原さんは3年前に独立してこの店を始められたそうで、今年4年目に突入ということです。以前は多くのスタッフのいる店で働いていたそうですが、一人のお客様に対してカットはAさん、シャンプーはBさん、何々はHさんというように各スタッフがそれぞれの仕事を分業でおこなっていたそうで、一人のお客様とじっくり向き合って1対1の対応がしたい・・・コミュニケーションを大事にしたい・・・という気持ちが強くなり、「それじゃ独立しよう!」ということになったようです。
仕事はすごく楽しいですよ(大変ですけど・・)相手のスタイルを考えることが楽しい。どうしたらこのお客さんを、綺麗で素敵でカッコ良くできるか。髪形だけではなくトータルで相手が喜ぶスタイルを考えることがとても楽しい」ということでした。
Q. 美容師になりたいと思ったきっかけは?
A. 女性がいばって(胸を張って)働ける職場→「美容師だ!」
(以前、若い頃に働いていた職場では、男性が偉そうな態度で、女性社員に対しての接し方が酷かった。また、女性の年齢でも扱いが違う(今では大問題になりますね)美容師という資格を持ってキャリアを積んだら、年をとってもやっていける職業だと思いました。
Q. 仕事が大変だったことは?
A.技術の習得・スキルアップに苦労した。
パーマの巻き具合、カラーのスキルなど、お客様一人一人の体質や癖の違いが必ずあり、その個々の情報を熟知しなければ、巻きが弱くなったり、染まりがうまくいかなかったりする。・・・・・「クレーム」もたびたび受けたことがありました。
スキルアップのために、独立する前は、同じ職場のスタッフ同士で、アドバイスし合ったり、相談したり、仕事終了後夜に勉強会を開いたりと頑張って、今現在も講習会には積極的に参加しています。また、薬剤もどんどん変化していくので、商品知識等も常に習得する努力をしています。
お客様とのコミュニケーションが好き。うまく会話をおこなうには「距離感」が大事だということです。(親しみ中にも礼儀あり) 顧客の中にはいろいろ細かな事(個情報)までお話をされる方もいるそうですが、そんな時は来所目的の髪形の話などにそ~と方向転換をおこなうそうです。ここは「美容室」ヘアースタイルでお客様を明るく心地よくさせることが私の仕事です。
Q. 子育てと仕事の両立で工夫したことは?
A. 子どもと接する時間をつくること
3人のお子さんをお持ちの仲原さんですが、子供が小さい時は、特に子供達との時間を大切にしたという。パートで働いていたその時期は、仕事・家事・子育て真っ盛り中、毎日が時間に追われる中、とにかく家にいる時は子どもとの時間を意識してつくり、一緒に遊んでいたとの事です。
Q. これからの夢は?
A. アメリカでスキルアップ!
仲原さんは将来、面貸し(ミラーレンタル)という形態で、アメリカで数年仕事をしてみたい。という大きな夢をお持ちです。
面貸しとは、アメリカでは美容師の働き方としては一般的なシステムであり、 店舗を構えてのリスクがないため、‘技術’と‘ハサミ’と‘やる気’があればアイデア次第で様々な「働き方」ができる制度です。
気負いもなく語る仲原さんの言葉に、心の奥にある信念を感じることができました。そこで技術のスキルアップや自分にしかできないオリジナリティを創り出していくのだろう。是非実現してほしい。仲原さんだったら自然体で叶えられるんだろうなと思いました。
独創性にあふれ、そしてやさしさに包まれた心地よい空間づくりで利用者を幸せにするお仕事、これからも頑張って下さい。ジョブカフェの職場体験でも美容師に興味のある若者は是非、仲原さんの経験講話と空間にて体験してほしいと思います。
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